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県政トピックス

県立図書館統廃合「見通し立たず」 地元の声が県政動かす
県議会産業労働企業委員会審議
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 日本共産党の村岡正嗣県議は3月12日の埼玉県議会産業労働企業委員会で、熊谷市内に計画されている北部地域振興交流拠点施設(仮称)について取り上げました。

突然の県立図書館統廃合計画 地元首長が連名で存続の要望書
 2012年、現在3館(浦和、久喜、熊谷)ある県立図書館を1館に統合し、北部拠点施設内に移す計画が急浮上しました。

 日本共産党の柳下礼子県議は統廃合計画が持ち上がった直後の同年9月県議会一般質問で、この問題を取り上げました。(詳細はこちらをご覧ください

 質問で柳下県議は、県立久喜図書館存続を求める久喜市議会の意見書を紹介し、「あまりに時期尚早。期限を設けず、地元市含め県民的議論の上で決定すべきだ」と計画見直しを主張しました。

 その後、久喜市など7市町長が連名で、県立久喜図書館の存続を求める要望書を知事などに提出しています。

「図書館再編の調整がまだついていない」 2013年度は予算計上なし
 北部拠点施設の進捗状況について質問した村岡県議に対して県側は、県立図書館の再編をめぐる調整がまだついておらず、北部拠点施設の基本構想をまとめられないために建設の見通しが立っていないと説明。12年度に予定していた基礎調査を一部見送ったうえ、13年度予算でも関連予算を計上していないと答弁しました。



ヤングキャリアセンターまた移転 武蔵浦和「ハローワーク特区」に
 村岡県議はまた、さいたま新都心にある「ヤングキャリアセンター埼玉」の移転計画についてただしました。

 県の説明では、ヤングキャリアセンターをJR武蔵浦和駅近くに新設された「ハローワーク浦和・就業支援サテライト」内に移し、現在地にはカウンセリング窓口を残します。

 ヤングキャリアセンターはもともとJR大宮駅近くにあったものを、2011年7月に現在の場所に移転しました。短期間に2回も移転することになります。

「ヤングキャリアセンターを存在感ある施設に」充実求める
 村岡県議は、現在の施設と新センターの両方の充実が大事だと強調するとともに、「若者が居場所と思える、存在感ある施設となるよう周知・情報発信を強めるべきだ」と求めました。

 県側は、国のハローワーク機能やヤングキャリアセンターなどの就業支援機能を集中させることで、一体的にワンストップサービスを展開できると答弁。また、東京都内の大学での周知を初めて行うと答えました。

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