様々な理由やきっかけからひきこもりになってしまう人は多く、現在日本全国で70万人いると言われており、誰にでも起こりうることであり、特別珍しいことではなくなってきています。
厚生労働省では、ひきこもりとは
仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態
と定義しています。
子どもが社会との交流をせず家にひきこもっていると、親としては、どう対応したらいいのかわからず、自分たちのことを責めてしまいがちです。
しかし、決して自分たちだけの問題ではありません。そして、自分たちの力だけではなかなか回復しづらいという傾向があります。
そんな時には、人に相談することも大切です。
埼玉県では、専門の相談員によるひきこもり専門相談を行っています。相談は定期的に行われており、地域の保健所などで受け付けています。
ひきこもりの原因や解決策は人によって様々なので、経験を積んだ専門の相談員に相談し、それぞれの状況にあった解決の糸口を、一緒に探していくことが第一歩となります。
ひきこもりから抜け出したいと悩んでいるご本人、どう接したらいいかわからない、助けてあげたいと悩むご家族、どちらも相談できます。家族の気持ちが楽になることで、自然と接し方が変わり、その変化が本人に波及していくこともあるんですよ。
埼玉県のホームページには、自治体が行っている相談窓口だけでなく、県内の民間のひきこもり支援団体などの情報も多数掲載されていますので、一度見てみてくださいね。
直接話すのは不安だという方には、出かけなくても電話やメールのみで相談できるところもありますので、まずは連絡してみてください。
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