「食育」と聞くと、どんなイメージを持ちますか?子どもへ食についての興味や理解を深めることや、実際に食材を育ててみたり料理をしたり、といったイメージを持たれる方が多いと思いますが、食育は赤ちゃんから大人まで、様々な年齢の人にも当てはまることなんです。
さいたま市では5つの「食べる」をテーマに、食育をもっと広めていこうとする「さいたま市食育推進計画」が執り行われていました。
5つの「食べる」は、さいたま市の頭文字をとって作られています。
さ:「三食しっかり」食べる
い:「いっしょに楽しく」食べる
た:「確かな目をもって」食べる
ま:「まごころに感謝して」食べる
し:「食文化や他の物を伝え合い」食べる
市民と関連団体や行政とが連携して、5つの「食べる」をもって食育を推進し、心身の健康を目指すというものです。
これにより、食育推進活動に関わる人を増やしたり、栄養教諭が配置されていない施設を減らしたり、学校でも指導を増やすといった取り組みが行われてきました。この計画は平成20年度から5年間を目標に行われていましたが、現在でも第二次、第三次とその活動が継続されています。
市民の公民館やコミュニティセンターなどでは、生活習慣病予防教室や親子食育講座、料理教室など、食に関連した講座がたくさん行われています。市の広報誌やホームページ、「さいたま市食育なび」などで参加者募集のお知らせが出ていますので、ぜひ家族で参加してみてくださいね。