結婚をしたら子どもを授かる。
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、子どもは本当に授かりもので、思い描いていた家族計画が100%うまくいくことはほとんどありません。
縁あって若くして結婚出来たとしても、なかなか子どもに恵まれずに長年悩まれているというご夫婦もたくさんいらっしゃいます。
しかし、不妊治療は時間もお金もかかるため、最初の一歩を踏み出すのがいまひとつためらわれてしまいます。
埼玉県ではこの度、不妊治療を総合的にサポートしていく「ウェルカムベイビープロジェクト」をスタートさせました。
埼玉県内にお住いのご夫婦を対象としたこのプロジェクトでは、いくつかの条件に応じた助成制度で不妊治療に進まれるご夫婦を金銭面からサポートしてくれるそうです。
「こうのとり検診推進事業(早期不妊検査費助成事業)」では、対象となる不妊検査を受けられたご夫婦に最大2万円までの助成金が支給されます。
不妊症診断のために必要であると医師が認めた検査であれば保険適用内外は問われないので、不妊治療への最初のハードルがいくぶんか低くなるのではないでしょうか。
この助成制度を利用する際に注意したいのは、奥さまの年齢です。
要件によると、検査を開始した時点で43歳未満であることが必須となっています。
もし35歳未満から検査を開始していれば助成金がさらに最大10万円上乗せされるそうなので、なるべく早く最初の一歩を踏み出すことをオススメします。
また、無事にご出産されたのちに新たに不妊治療をはじめる場合でも、ご出産ごとに最大6回まで助成制度を利用することが出来るようになりました。
これまでの制度では通算で最大6回までの助成しか利用できませんでしたので、お子さんにご兄弟をと望まれる方にはぜひ一度利用していただきたいです。
不妊治療は大変デリケートな問題ですが、自己判断で悩む前に早めにプロのアドバイスを受けることも大切です。
このプロジェクトを活用して、まずは最初の一歩から始めてみてくださいね。
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