これから赤ちゃんを迎えるパパにぜひ知っておいてもらいたい「さんきゅうパパプロジェクト」。
産後のママをサポートするため、男性の産休を取りやすくなるようにしていこうという政府が進めているプロジェクトです。
男性の産休取得は少しずつ増えてきているとはいえ、それもほんのわずか。女性との育休取得率にはかなり大きな差があります。
資料によると、日本の男性は他の国の男性に比べて育児や家事に使う時間が最も少なく、特に家事に関しては他の国より半分以下の時間しか携わっていないことがわかります。
新しく家族が増え、ますますしっかりと働かなくてはならないという気持ちもありますが、産後のママは心身ともにとても大変な時期。ホルモンの急激な変化によって産後うつなど不安定な状態になってしまうことも多くありますので、この大切な時期に少しでも妻に寄り添い、夫婦で力を合わせて乗り越えていくことが重要になってきます。
長期の休暇が取れない場合には、有給休暇を利用して1日でも、半日でも時間を作り、出産・退院・検診や各種手続きなどのサポートが行えるといいですね。
核家族化が進み、両親も遠方にいるなどなかなか周囲のサポートも受けにくい環境が増えてきています。そんな時、赤ちゃんやママにとって一番身近な存在であるパパが家庭をサポートする時間を少しでも増やすことで、とても心強い存在となるでしょう。
職場の理解が必要なため、まだまだ難しいところもたくさんありますが、少しずつでも社会全体が子育てしやすい環境になっていくことが望まれます。
内閣府ではさんきゅうパパプロジェクト準備BOOKを発行していますので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね！
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