2019年10月より消費税増税が施行されますが、それと同時に「キャッシュレス決済による消費税ポイント還元制度」がスタートします。クレジットカードや電子マネーによる決済によって、最大5％のポイント還元（または値引き）が受けられるものです。軽減税率と相まって今回の増税はかなり情報が多いので、現段階での情報をなるべくシンプルにまとめてみました。
キャッシュレス決済時のポイント還元率は、5％・2％・還元なしの3種類があります。買い物をしたお店によってポイントの還元率が違うのです。一番ポイント還元率が高いのは、「中小企業や個人が経営する小売、飲食、宿泊など」。現状では、制度実施期間は、増税後9ヶ月間とされています（2019年10月1日～2020年6月30日）。ポイント還元は実際に支払う税込みの金額に対して還元されるそうです。
ポイント還元を実施する店舗は、上記の中小企業または個人事業主が運営する店舗のほかに、コンビニやガソリンスタンドなどのフランチャイズチェーンも含まれます。経済産業省から統一的なポスターが配布され、店頭に掲示することになる予定です。また、ママには嬉しいAmazonや楽天市場などのECサイトも多く対象となっているようです。
登録加盟店のリストが経済産業省作成のWebサイトから閲覧できますが、6,000ページを超える膨大な資料で、まだ審査段階の店舗も多いため今後もさらに増える見込みです。
ポイント還元できる金額の上限額はそれぞれの決済事業者ごとに取り決めするようです。
これらの情報をまとめているサイトはこちらからご覧いただけます。
