毎年6月は「食育月間」であることをご存知でしたか?
特に小さなお子さんのいるご家庭では、子どもの健康的な成長を想い、多かれ少なかれ食事には気を使っているという親御さんも多いのではないでしょうか。
「食べる」ということは生活の基本であり、子どもたちのこれからを生きる力になるのです。
社会では年々食を取り巻く環境が大きく変化しており、様々な問題が生じています。食育月間をきっかけに、改めて『食』について親子で考えてみましょう!
近年では、偏った栄養摂取や朝食の欠食、化学物質の過剰摂取など食生活の乱れにより子どもたちの健康を取り巻く問題が深刻化しています。成長過程である子どもたちは、大人と比べて食べ物の影響をとても受けやすいため、食生活の偏りによって肥満や痩身、キレやすくなる、脳の働きが低下するなど様々な問題を引き起こすのです。
農林水産省では、これらの問題に待ったをかけるため平成17年に食育基本法、平成18年には食育推進基本計画を制定しました。そしてこの食育推進基本計画により、毎年6月は食育月間。毎月19日は食育の日と定められたのです。
6月は埼玉県内の各学校でも食育に関する取組みが多く行われています。
収穫体験をする、料理をする、日本や世界の食文化について学ぶ、三食(血液や肉を作る赤、力や体温になる黄、体の調子を整える緑)を意識してバランス良く食べる、朝食をしっかりとる、などそれぞれにテーマを決めて学校全体で取り組んでいます。
食育では食べ物について知るだけではなく、食を通して地域の人と交流をしたり、家族や仲間と楽しくコミュニケーションをとることも大切なことの一つです。
ご家庭でもできることから始めてみませんか?
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