子どもを連れての外出は何かと荷物が多くなり、移動が大変ですよね。自家用車があると便利ですが、自由に使える車がなかったり、運転免許を持っていないなどの理由から日常的に移動時の不便さを感じている方も多くいることと思います。
今回取り上げられた桶川市は、県内でも上位に入るコミュニティバスの利用率で注目されています。
埼玉県のほぼ中央に位置する桶川市は、JR高崎線・桶川駅を中心として南北約4km、東西約8kmに広がっています。市内には路線バスも通っているのですが、それだけでは全域をカバーできていないため、「公共交通空白地帯の解消」と「高齢者等交通弱者の移動手段の確保」を目的としてコミュニティバスが導入されているそうです。
市のシンボルでもある紅花から「べにばなGO」という愛称で市民の方々から親しまれています。
4つある路線は大型バスが通れない道も含め市内のほぼ全域を網羅しており、100円という気軽に利用しやすい運賃ということもあって利用者数を伸ばしています。料金が低いので駅までの交通手段としてはもちろんのこと、市役所や病院、買い物などちょっとした用事でも利用することができますよね。
現在、埼玉県では半数以上の市町村でこのような地域密着型のコミュニティバスを毎日運行しています。
路線バスとの共存や運行本数の少なさ、ICカードの導入などまだまだ改善すべき点はあるようですが、このような便利な公共交通機関を積極的に利用して、少しでも子育て中の負担を軽減していきたいですね。
詳しくはこちらから