子どもが狙われる事件は後を絶たず、親としてもとても心配ですよね。中でもよくあるのは「子どもに対する声かけ事案」。声かけ事案とは、犯罪には至らないけれど、その前兆的行為として、「声をかける」「手を引く」「後をつける」など子どもにとって不安な行為のことを指します。
平成30年中に埼玉県内で発生した子どもに対する声かけ事案は3,280件で、前年と比べて38件(1.1%)減少しています。
声かけ事案には、次のような特徴があるそうです。
・被害者は、小学生と中学生が約77.5%、性別では女子が約67.2%を占める。
・認知件数のうち、約58.5%が午後3時~午後6時台に発生している。
・認知件数のうち、約58.6%が下校・帰宅途中に発生している。
・認知件数のうち、約76.8%が道路上で発生している。
・認知件数のうち、約61.5%が子どもが一人でいる時に発生している。
子どもが気をつけないとならないことについて、「4つの約束」があります。
1.一人にならない!
2.知らない人について行かない!
3.大きな声で助けを呼ぶ!
4.誰とどこで何時まで遊ぶか家の人に話す!
ご近所さんなど、たとえ顔見知りでも、家族や親が認めた人以外には、ついて行かないように教えることが大切です。
こうした子どもの安全対策についてはこちらから詳しくご覧いただけます。
留守番時の対応や110番のかけ方など、日頃から家族で情報共有し、話し合っておくことが大切ですね。