新年度になり、新しくお子さんにスマートフォンをもたせるご家庭も多いのではないでしょうか。
青少年のスマートフォンの利用に際し、埼玉県では、子どもたちが安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する条例を平成22年より制定しており、携帯電話事業者の説明義務や保護者への努力義務が課されています。
この条例では、青少年が使用するスマートフォン機器などのフィルタリング設定が必須となっていますので、スマートフォンの扱いが得意でないパパやママも家族で一度情報を共有しておくことをおすすめします。
インターネットには、違法行為関係、薬物、アダルトなど青少年の閲覧に不適切なサイトがあります。
フィルタリングとは、有用なサイト等を利用できる一方で、そういった有害サイト等を利用できないようにする機能です。
スマートフォンを利用する際は、サイトのフィルタリングの他に、有害なアプリの利用を制限することも重要です。
まずはスマートフォンを購入するにあたり、家族で話し合って、機器の使い方のルールを決めましょう。
そして、必ず保護者がフィルタリングなどの制限を設定してください。
無線LAN通信ではフィルタリングがかからない場合がありますので、スマートフォンの他、ゲーム機・タブレット・音楽プレーヤーなどの無線LANが使用できる機器は制限設定で有害サイトへのアクセスを防ぎましょう。
近年、子どもたちによるインターネット利用の普及に伴い、個人情報の流出やネットいじめ、生活習慣の乱れなど、様々な問題が生じています。
県内では、子どもたちがインターネットを適正に利用できる力を身につけるとともに、保護者が子どものインターネット利用を見守り、指導できるようにすることを目的に、「子ども安全見守り講座」を開催しています。
フィルタリングのポイントや「子ども安全見守り講座」など詳しい情報はこちらからご覧いただけます。