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キャッシュレス決済による消費税ポイント還元制度って?
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不足する児童相談所②…虐待の実態
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先日も児童虐待により子どもが死亡するという悲しい事件がニュースで流れていましたね。
子育ては幸せなことがたくさんありますが、想像以上に大変なこともたくさんあります。
時代の流れによって核家族化が進み、孤独にストレスを抱える親も増えてきて、虐待は程度の差こそあれ、どこの家庭でも起こりうる状況となっているようです。
では具体的に、児童虐待とはどのような行為のことを言うのでしょうか。
児童虐待は主に「身体的虐待」、「性的虐待」、「心理的虐待」、「ネグレクト(育児放棄)」の4つに分類されます。
比較的周囲が気付きやすいのは体に傷ができる身体的虐待ですね。
そして近年増えているのが子どもの心を傷つける心理的虐待です。特に子どもの前で親が配偶者に暴力をふるう「面前DV」が問題となっています。
警視庁によると、2018年の児童虐待の通告数が10年前と比べ、約13倍となる8万104人であったとの発表がありました。
これは、虐待の発生件数が増えていると同時に、国民の意識の変化によるものでもあります。
2000年に児童虐待防止法が施行され、それによって児童虐待を受けたと思われる児童を発見した人には通告義務があるということが広く知られるようになってきたからです。
埼玉県では、ママ・リフレッシュ事業という育児で疲れているお母さんやお父さん向けの、息抜きができるサービスも提供しています。
つらい時には周りに相談したり、こうしたサービスなども上手に利用したりしながら日々の育児と向き合っていけたらいいですね。
埼玉県の児童相談所では通告があった場合、48時間以内に子どもの安全確認を行っています。
虐待は家庭内で起こることなので周りからは気付きにくいかもしれませんが、おかしいと感じた場合にはすぐに児童相談所へ連絡してください。
子どもはみんなで守りましょう。児童虐待はみんなで止めましょう!
詳しくはこちらから