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不足する児童相談所②…虐待の実態
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「香害」への取り組みと今後〜香害のはなし②〜
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昨今、日本全体で子どもの割合が減ってきており、少子高齢化社会が重要な問題となっています。寿命が延びたことなどによる高齢者の増加にともない、年金や介護、医療にかかる費用も増えていきます。一方で、そのような社会保障を支える若者が減っているというのです。こうなると支える側一人一人の負担が大きくなってしまいますよね。
では、埼玉県の少子化の状況はどうでしょうか。総人口に占める児童の割合は、昭和60年から平成12年頃に比べると緩やかになってきてはいますが、少しずつ減少傾向にあります。平成25年の時点では、約6人に1人が18歳未満の児童ということになっていますね。
そして合計特殊出生率は、昭和60年から平成17年にかけて減少しましたが、その後はわずかな増減を繰り返しています。ただ、埼玉県の合計特殊出生率は全国で第40位となっており、全国的に見るととやや低い数値であることがわかります。
少子化の原因の一つとしては、晩婚化が挙げられます。女性が社会に出て活躍するようになり、平均初婚年齢は30年前と比べて夫は2.9歳、妻は3.8歳上がりました。 それにともない出産年齢も上がってきています。
全国での調査によると、理想とする子どもの人数は3人と答えた人が半数を超えていますが、実際には年齢的な問題や、金銭面での不安などにより、実際に産む予定の子ども数はこれより低くなっているようです。
また、県内では未婚率も年々上昇しています。
県では様々な対策を行っていますが、まだ少子化への歯止めはかけられていないようですね。行政だけでなく企業、そして県民一人一人がより支え合い、安心して子どもが産める、そしてのびのびと子育てのできる環境作りをしていきたいですね。
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