都心部を中心に待機児童が問題となっている昨今。全国では今も2万人以上の子ども達が待機児童となっています。埼玉県の待機児童の数はどの程度かご存知ですか?
平成29年4月1日現在の県内の保育所等待機児童数は1,258人となり、前年に比べて232人増加し、2年ぶりに増加したといわれています。
ただ、今年度は待機児童の定義が変更されたため増加したのであって、同じ条件下でいうと、保育所等待機児童数は1,012人となります。
この数字は前年に比べてわずかですが14人減ったことになり、2年連続の減少となりました。
埼玉県はこの多くの待機児童に向けて現在どういった対策をしているのでしょうか。県と市町村が連携して認可保育所等の受入枠の拡大に努めている中で、驚くことに、平成28年度は6,667人分の受入枠を拡大、さらに平成30年度は県全体で7,000人分の受入枠拡大に努めていたんだそうです。
年々保育所などのサービス利用申込者は増加傾向にありますが、平成29年度のデータでいうと、申込者数は6,393人だったようなので、受入枠を大きく拡大してくれている点は非常に評価できるのではないでしょうか。
今後も待機児童の解消を図るため、市町村と緊密に連携し、引き続き認可保育所等の整備を進めるとともに、幼稚園・企業と連携した取組などにより、様々な形で数値を減らしていく努力をされていくとのこと。多くのワーキングママ、パパたちが笑顔で暮らせる埼玉県になっていくのが楽しみですね。
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