あなたの願いを県政にとどけます 日本共産党埼玉県議会議員団

県政トピックス

秩父市田村地区の土砂堆積問題で住民への説明責任果たせ
県議会決算特別委員会
埼玉県議会決算特別委員会は27日、2013年度決算のうち、環境関係、警察関係の事項について審査しました。

秩父市の土砂堆積問題で住民説明会の実施を
県「住民の要望あれば真摯に対応する」  ―環境部

環境部の審査で村岡正嗣県議は、秩父市田村地区で県の許可を得た堆積量を大幅に超える膨大な土砂を業者が積み上げ、そのままとなっている問題をとりあげました。
村岡県議は、県が業者を刑事告発し、捜査も行われたが、結局不起訴となったことで、地元のみなさんは放置したままになるのではないかと非常に不安に感じていると指摘し、2013年度における県の対応をただしました。
県側は「行政措置命令を出している。法人はすでにないが、経営者の個人2人にも有効なので引き続き土砂の搬出を求めていく」と答えました。
村岡県議は、大雨が降ると土砂崩落など危険があると強調し、安全確保という立場で今後の県の対応を求めました。
県側は「今回の件をうけ、許可基準を厳しくした。今後2度とないようにしたい」と述べました。 さらに村岡県議が地元住民への説明会開催を求めると、県は「住民の要望あれば、真摯に対応したい」と約束しました。
村岡県議は、事故が起こってからでは遅いので、安全対策の結論を急ぐとともに、住民への説明責任を果たすよう重ねて要望しました。


ウラン燃料など核物質が県内を20回通過 ―警察本部
警察本部の審査で村岡県議は、2013年度で30万9200円を計上した「核燃料物質等運搬証明申請手数料」に関し、申請件数とどのような核燃料なのか、どのルートで運搬したのかなど具体的な内容をただしました。
県警側は「申請件数は運搬証明書の発行が20件、書き換えが2件。核燃料としてウラン燃料や核燃料棒などが運搬された」「県内は通過申請のみ。港湾から原発まで等の記載があるが、具体的なルートは核防御の観点から明らかにできない」などと答えました。

駅前交番の留守状態の改善を
また、村岡県議は駅前交番の警察官の配置に関して、すべての警察官が外出中で留守となっている駅前交番が多く、訪ねた人が困っている姿をよく見かけると指摘。交番を留守にしないための県警としての改善策についてただしました。
県警側は、不在になりやすい駅前交番に交通相談員の複数配置をおこなったことなどを説明しました。
村岡県議は、交番を増設するとともに、人員配置を見直して交番に配置する警察官を増員すること、特に、駅前交番については、留守状態の改善に全力をあげることを求めました。

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