病院建築の専門家黒田達雄氏との懇談
6月11日兵庫県議会内で、党県議団は建築家黒田達雄氏と懇談しました。
黒田氏は、30年あまり兵庫県営繕課の職員として、県立施設の設計に携わって来られました。早期退職した20年前の時点で、施設を職員自らが設計していたのは兵庫県だけだったと語られました。
美しい県立施設を安価でー現場スタッフの声を最優先に
その作品には、県立リハビリ施設や県立高校など多数。建築関連の受賞作もあります。
これが公立施設?と、低層で、県産材を使った美しい建物に驚きます。
写真は西播磨総合リハビリ病院です。この施設は100床ですが、1平米あたり27万円。約23億円で建設されました(空調設備費はのぞく)
現在は県の施設設計事務が、民間委託されていますが、施設建設に関する専門性が職員から失われたのではと心配されていました。
設計も積算も職員が行うことで、建設費の抑制につながり、現場の声を尊重した合理的な建物が生み出せます。
兵庫県立子ども病院移転計画を批判
黒田氏は、兵庫県立子ども病院について、海抜が低い土地に建設されていることを強く批判していました。
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