県立小児医療センター建設について、地元説明会開催をもとめる申し入れ
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２０１１年に知事が突然トップダウンで、岩槻区馬込からさいたま新都心への移転を発表した同センター。患者家族は言うまでもなく、岩槻区はじめとした周辺地域からも強い反対の声があがっています。
知事はこの声を受けて、「現在地に残す機能を検討する」と表明しましたが、２年以上経った現在まで、どのような機能が残されるのか明らかにされていません。
知事はこの声を受けて、「現在地に残す機能を検討する」と表明しましたが、２年以上経った現在まで、どのような機能が残されるのか明らかにされていません。
２年間、地元説明会は開かれていない
この間、県は、患者家族説明会は開催してきましたが、４万５千もの議会請願署名があがっている岩槻区などへの説明会は行っていません。
難病の子には風邪も命取り
県議団は、この間の県立小児医療センターを巡る議会の情勢報告や、党埼玉県委員会の政策説明を行い、意見交換しました。
岩槻区の参加者からは「難病のお子さんを抱えた女性が『県立小児は風邪でもいつでもきていい、と言ってくれる。難病には風邪だって命取りです。と移転は困ると話してくれた」など、発言が出されました。地域には「孫が事故で重傷を負ったとき、センターで命を救ってもらった」など、センターの移転を惜しむ声がたくさんあります。
参加者は、見沼区や岩槻区へ移転の状況を伝え、世論を広げていこうと確認しました。
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地元へ説明し、意見をくみ上げてほしい
その後、
「見沼区は利用患者数がトップの行政区です。見沼区内の住民を対象に進捗状況や今後について説明し、意見をくみ上げる地元説明会を開催されるよう申し入れます」
「岩槻区民に対し、進捗状況や今後について説明し、意見をくみ上げる地元説明会を早急に開催されるよう切に申し入れるものです」
旨の申し入れ文書を、埼玉県病院局建設課長に手渡しました。
