日本共産党埼玉県委員会の荻原初男委員長代行と日本共産党埼玉県議団の柳下礼子団長と村岡正嗣県議は、２月２０日埼玉県医師会金井忠男会長とＴＰＰ（環太平洋連携協定）交渉問題や医師確保問題で懇談しました。

ＴＰＰへの懸念、医師確保の総合医局への期待
金井会長はＴＰＰに関して、事実上混合診療が広がり、公的医療が縮小する可能性があると懸念を語りました。

医師不足対策として、埼玉県は医師会と協力して総合医局機構創設をすすめています。全国から経験の豊富な医師を募集して指導医として臨床研修病院などを紹介する事業や、県内病院をローテーションしてキャリア形成できる仕組みを構築します。この総合医局について会長は「定年した医師に指導医として働いてもらう。指導医がいれば医師は集まってくる」と期待を語りました。


医師確保のカギ「働きがいですよね」「そうそう、その通り！」
柳下県議の、医師確保策のカギは埼玉で働く魅力を伝えていくことだという指摘に、金井会長は埼玉県の病院には人員交流する仕組みがないので、これも総合医局でとりくむと語りました。、埼玉の医療技術が上がり、医師にとっても患者にとっても魅力的になることが必要だと語りました。柳下県議の「働きがいですよね」という言葉に、会長は「そうそう！その通り」と大いに意気投合しました。

会長は、女性医師の働きやすい環境づくりも必要だと指摘しました。

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