ナースウェーブ学習会で村岡県議講演
「看護師を増やして!」秋のナースウェーブ行動
11月19日埼玉県医療労働組合連合会(医労連)の看護師に約40人による「2013年秋のナースウェーブ行動」が行われました。
*埼玉県医療労働組合連合会 県民の皆さんの医療・介護・福祉を守り、現場で働いている人の労働条件の改善を求めて活動している労働組合の連合体です。
看護師1230人不足!県の見通しで
はじめに、ミニ学習会が開かれ、日本共産党の村岡正嗣県議が「県政学習会 看護師確保について」講演しました。村岡県議は埼玉県5か年計画の中に「医師・看護師確保対策の推進」があがっていること、「第7次看護職員需給見通し」には平成27年看護師が1230人不足する見通しであることなどを紹介し、「看護師が足りないという、みなさんの要求は、県に向かって自信もって訴えるべきものです」と参加者を励ましました。
夜勤・賃金実態、県は把握していないまた、埼玉県の看護師確保対策を紹介。2011年の看護師離職率が全国7.5%に対して、埼玉県が9.4%と高い理由を県が分析していないこと。夜勤実態や賃金実態を県が把握していないことから、「県の職員が現場の実態を知らないことは問題。看護の現場の生の声を届けてほしい」と語りました。
村岡県議は看護師修学資金・育英奨学金の貸与者が、平成20年度246人に対し24年度100人と減っていることなども紹介しました。
看護師確保予算全体が少なすぎる
執行委員長の宮本さんの「看護師復職にはお金をかけていると思うが,その効果はどうか?」という質問に対して村岡県議は「全体の予算が少なすぎることが問題。」と、看護師確保予算全体の増額が必要だと答えました。
このあと、看護師さんたちは浦和駅東口で宣伝署名行動行い看護師増員を訴えました。
また、午後は埼玉県保健医療部職員と懇談を行いました。
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