川口市内の「彩の国工場」を視察
埼玉県には、技術力や環境面で優れている工場を「埼玉県知事が豊かな彩の国づくりの協力者(パートナー) として指定する」という「彩の国工場」というしくみがあり、現在475工場が指定されています。
村岡正嗣県議は2012年度に新たに「彩の国工場」に指定された29工場のうち、川口市内にある2工場を訪問し、各工場の取り組みについて話を聞きました。
コンピュータで作ったデータをもとに機械が自動加工 木型加工「株式会社イノウエ」
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井上社長の説明を受けながら工場を見学 |
2月12日には、鋳物づくりで使う木型加工の「株式会社イノウエ」を訪問し、井上芳久社長のお話をうかがいました。
同社では、コンピュータで加工する型のデータをつくり、それをもとに自動加工する機械を導入しています。勤務時間中にデータ作成を終わらせ、夜に機械が型を削るというスタイルを確立して、残業をなくしたという話が印象的でした。
木型という分野は一般的には認知度が低いため、まずは広く知ってもらうことに力を入れているとのことでした。
仮設集合トイレを開発 テント製造「ゴトー工業株式会社」
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後藤社長の説明を受けながら工場を見学 |
2月13日には、テント製造・販売の「ゴトー工業株式会社」を訪問し、後藤喜与治社長の話をうかがいました。
工場は改装中で、改装後は地域貢献活動に取り組む予定とのことでした。
後藤社長から紹介されたのが、同社が開発した仮設集合トイレ。従来の1人用トイレと比べて多人数で使用できる、風や雨に強いなどの利点があるとのことでした。
テントで使う布の加工は高度な技術が必要で、今でも職人の世界なのだそうです。
各工場のさまざまな取り組みを学ぶとともに、県政で取り組むべき課題についてヒントをいただきました。
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