あなたの願いを県政にとどけます 日本共産党埼玉県議会議員団

県政トピックス

西武5路線存続の取り組みを強力に 党県議団が県に申し入れ
川上地域政策局長(左2人目)に申し入れ書を手渡す柳下(右2人目)、村岡(右端)両県議
川上地域政策局長(左2人目)に申し入れ書を手渡す柳下(右2人目)、村岡(右端)両県議
 西武鉄道の路線を一部廃止する動きが、同社の親会社である西武ホールディングス(HD)の記者会見(3月26日)で明らかになりました。

 記者会見によると、西武HDは筆頭株主であるアメリカの投資会社サーベラスから、2012年10月にコスト削減の提案を受けました。その中に、西武秩父線(吾野〜西武秩父)、多摩川線(武蔵境〜是政)、山口線(西武遊園地〜西武球場前)、国分寺線(国分寺〜東村山)、多摩湖線(国分寺〜西武遊園地)の5路線の廃止やプロ野球・埼玉西武ライオンズの売却などが含まれていました。

存続の取り組みを県に求める
 日本共産党埼玉県議会議員団は3月29日、埼玉県に対して西武5路線存続のための取り組みを強力に進めることなどを申し入れました。埼玉県の川上和宏地域政策局長は「5路線廃止はとんでもない話だ」と述べ、県としても存続のための取り組みを進める考えを示しました。

 柳下礼子県議は、一方的な路線廃止は住民の足を奪うものだと強く批判するとともに、東京都とも連携して存続を働きかけるよう県に求めました。

 村岡正嗣県議は、今回の問題をきっかけに、地域を盛り上げていく取り組みが必要だと指摘しました。

廃止阻止の取り組みは広がっている
 県側は、秩父市で存続を求める署名活動が始まっていることや、東京でも名前の挙がった路線沿線の市で存続を求める動きが出てきていることを紹介しました。


 4月2日には、国交省に対して同様の申し入れを行う予定です。

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