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県政トピックス

県立小児医療センターの現存を 第四回説明会
センターの周辺にはこのような看板がますます増えていました。
センターの周辺にはこのような看板がますます増えていました。
 埼玉県立小児医療センター(さいたま市岩槻区)の、さいたま新都心8─1A街区(同市中央区)への移転計画についての、第4回患者家族説明会が10日、同センター内で開かれました。









各建物や機械式駐車場について説明 

県側は、新センターについて、地上13階、地下2階の建物の各フロアや、約300台の地下駐車場の概要を説明。基本設計が終わり、現在実施設計を進めており、来年3月に着工する予定だと述べました。感染予防に逆行するとして患者家族が反対している、さいたま市の保育所を建物内に設置する計画について、県側は、患者と動線(人が動く経路)が同じにならないような設計にしたとして進める考えを示しました。
 また、移転後、現センターにどのような医療機能を残すかについて、3次に渡る患者家族アンケートを行い、検討を重ねているとしましたが、最終案は提示しませんでした。


患者の苦労がわかる人を検討会に加えて!

 参加者からは「普段の通院は何とか新都心まで行けたとしても、緊急時に近くにセンターがないと間に合わない」「これから生まれる子どもにとっても東部地域にセンターが必要」など、現在地に患者が必要とするすべての医療機能を残すよう求める意見が相次ぎました。
 「患者家族の地道な苦労がわかる人を検討会に加えてほしい」と、患者家族の意見をもっと反映させるよう求める声も上がり、県側は「連携を密にして、よく意見交換したい」と答えました。

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