地域から自然エネルギー活用の波をー藤島建設「地中熱利用」
2月12日、川口市に本社を置き、地中熱ヒートポンプの普及に努力している株式会社藤島建設ショールーム(さいたま市中尾)を村岡県議が訪ねました。
さいたま市内の藤島建設ショールームでは、渡邊弘美取締役会長と飛田義正環境事業推進本部長らが迎えてくれました。
75メートルの直棒をつかった地中熱ヒートポンプ
藤島建設では地中熱ヒートポンプをエネルギー源にした住宅を提案しています。
地中熱とは、地中の温度が常に一定であることを利用して、地中深くに打った杭の中を通したエアコンガスで地上の空気を冬は暖め、夏は冷やすことができます。
訪問したショールームは75メートルの杭4本を使っているそうです。
戸建住宅の場合は、地盤強化のための杭の中を使うそうです。
現在は、実証実験データを積み上げ、検証中です。
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ショールーム併設のモデル住宅にて 地中熱ヒートポンプで暖かな風が吹きます。 |
いい建物を社会資本として残したい
会長が、「いい建物を社会資本として残したい。いい建物は文化、こういう運動をおこしたい。木は50年から80年かけて育てる。30年程度で取り壊しては資源の無駄です。」と住宅建設への思想を語り、村岡県議が「都市には品格が必要」と応じました。
家づくりへの情熱ですっかり共感し合った懇談でした。
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