原水爆禁止2012年世界大会に村岡県議参加
広島と長崎に原爆が落とされてから67年が経とうとしています。(中略)
原水爆禁止2012年世界大会は草の根の運動を発展させ、世界の市民社会の運動と核兵器の廃絶に努力する国連や政府、自治体などの公的機関とも協力して、核兵器のない平和で公正な世界へ、新たな飛躍をつくる場です。ー大会パンフレットより
この世界大会に村岡正嗣県議が党県議団を代表して参加しました。
世界大会とは・・・
世界と日本全国の代表が3日間、広島に集います。4日の開会、6日の閉会総会にはメインスピーカーとして今年も国際政治の最前線に経つ非核・非同盟代表、世界の反核運動代表、被爆者、そして日本全国の代表です。5日は、テーマ別討論の日。核兵器禁止運動の交流、関心を集めている核被害、原発、エネルギー問題での専門家が参加しての交流・討論、政府代表とNGOとの対話、若い世代の被爆者訪問など、多彩です。
2010NPT合意の実行が直面する課題
2010年のNPT再検討会議の最終文書で「核兵器のない世界と平和と安全」を目指すことが核保有国も含む世界の国々の合意になりました。
この合意を実行させ、核兵器のない世界の扉を開くことが、今人類が直面している課題です。
世界中の平和を願う様々な運動が2015年に開かれる次のNPT(核不拡散条約)再検討会議にむかって核兵器全面禁止の交渉を開始するよう要求しています。
今、核保有国の決断が問われています。−同上パンフレットより
大会2日目の5日の日、村岡県議は欠陥機といわれるオスプレイが配備された岩国基地視察の分科会に参加しました。
写真で判別できるでしょうか?
中央に2機オスプレイが確認されます。
28万959人に捧げる黙祷
大会3日目の6日には、広島市主催の平和祈念式典が爆心地に近い平和記念公園で開かれました。被爆者や、遺族、広島県や政府代表、72カ国の地域の大使らが参列。8時15分の原爆投下時刻に黙祷を捧げました。
村岡県議らは、朝7時前に宿舎を出発しましたが、すでに公園は参列者で埋め尽くされ、外から黙祷しました。
夜明け前から慰霊碑の前には祈りを捧げる列がつながっていたそうです。
この1年間で亡くなった被爆者は5729人これで原爆により亡くなった方は28万959人となりました。
大人も子どもも
広島市も浪江町も
世界各国も国連も、皆がともに誓い
松井広島市長の平和宣言。
そして広島市の小学6年生二人が「平和をつくり続けます。仲間とともに行動します」と平和への誓い。
その後、世界大会の会場広島グリーンアリーナに移動し、閉会総会では国連・政府代表のあいさつやアンジェラ・ケイン国連軍縮問題担当上級代表が国連事務総長の代理としてあいさつしました。
日本共産党の志位委員長もあいさつ。
東日本大震災と福島第1原発事故の被災地浪江町町長もあいさつを行いました。
埼玉県原水爆禁止協議会の吉野良司理事長によると、埼玉県は19万筆を超える核兵器廃絶を求める署名を集めており、これは全国1の数だそうです。
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