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JR南浦和駅にエレベーターを早く 住民団体とともにJR大宮支社と交渉
JR東日本の担当者(左手前)に要請する村岡県議(左3人目)ら
JR東日本の担当者(左手前)に要請する村岡県議(左3人目)ら
 さいたま市南区の市民団体「住みよいまちづくり連絡会」と「南区西・住みよい町をつくろう会」は7月11日、JR東日本大宮支社(同市大宮区)を訪れ、JR南浦和駅へのエレベーター設置はじめバリアフリー化を早急に進めるよう交渉しました。
 日本共産党の村岡まさつぐ県議はじめ塩川鉄也衆院議員、守谷千津子さいたま市議、今井初枝川口市議が同席しました。

利用者の多い駅なのにエレベーター未設置
 JR京浜東北線と武蔵野線との乗換駅でもある南浦和駅は、1日の平均乗降客数が約11万人あり、乗降客数に含まれない乗り換え利用者も多数にのぼります。ところが、同駅にはいまだにエレベーターが設置されておらず、トイレのバリアフリー化も進んでいません。

2つの「会」が出した要望項目(概要)
1、改札内のエレベーター設置の進捗状況を明らかにする
2、改札外へのエレベーター設置を早急に進める
3、駅の東西口を結ぶ通路を24時間往来可能な自由通路に
4、改札内外にバリアフリーのトイレ設置
5、駅の北方面に新たな改札口設置
6、駅広場の早期改修

改札内はバリアフリー化優先へ方針転換
 JRの担当者は、改札内についてはエレベーター設置のための設計を現在進めていると表明。工事時期については検討中であり、作業場所や資機材置き場のスペース確保の事情もあり、現時点では時期を明言できないと説明しました。

 塩川衆院議員は、以前の説明は「駅舎の建て替えと併せてエレベーターを設置する」だったはずだと指摘し、詳細の確認を求めました。JR側は、駅舎のメンテナンスをしっかりしているので、保守管理の上では建て替えの必要はないとしたうえで、以前は利便性向上のための建て替えを考えていたが、方針転換してまずバリアフリー化を進めることにしたと述べました。

改札外は市から具体的な相談あれば対応
 改札外のエレベーター設置については、市が主体となって事業を進め、JRはそれに協力する形になるとし、市側から具体的な設置場所などについての提案を受けてから対応する考えを示しました。

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