あなたの願いを県政にとどけます 日本共産党埼玉県議会議員団

県政トピックス

岩手県視察報告(その1総行程編)自然エネ・林業・そして被災者支援 
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5月13日から15日までの2泊3日、党県議団は岩手県視察を行いました。
今後数回に分けて報告していきます。

第1回 総行程 「盛りだくさん、岩手県北部から南部へ。山間部から沿岸部へ」


はじめに今回の視察の目的は、地場産業振興と自然エネルギーの活用、そして被災地訪問です。


1日目 風とミルクとワインの町 葛巻町へ

第1の訪問地は北部の山間地葛巻町です。葛巻町は、風力発電やバイオマス発電など自然エネルギーの導入の先進事例をもち、町で使うエネルギーの160%を自然エネルギーで生み出すことができます。

5月13日の午後埼玉県を出発し葛巻町の第3セクター運営「ふれあい宿舎グリーンテージ」に17時前に到着しました。このたび、岩手県視察のお膳立てをして下さった埼玉自治体問題研究所のみなさんとはここで合流しました。

2日目
翌5月14日 午前9時 葛巻町役場訪問 
町役場の農林環境エネルギー課の町の事業概要のご説明と、鈴木重男町長のご挨拶をいただきました。
その後、葛巻中学校の太陽光発電のパネルをみて、山道を車で上り、風力発電の現場へ。そこはまさに雄大な風景でした(写真)山の稜線に12機の風車が林立しています。90メートルもの高さです。(詳細はその2で)
その後、葛巻高原牧場(これも第3セクター)のレストランで昼食後、ゼロエネルギー住宅を見学しました。



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3日目午前 木造の仮設住宅、町営住宅の住田町へ 

午後3時すぎ、葛巻町をあとにして、いわて沼宮内駅にもどり、再び新幹線で南下。

5月15日 早朝7時20分車で出発し、住田町に8時半に到着しました。空はすでに雨模様。

住田町では、党町議の佐々木春一氏が出迎えて下さいました。冒頭に多田欣一町長のごあいさつをいただき、その後住田町産業振興課と建設課からご説明をいただき、その後雨の降る中、市内をご案内いただきました。
まずは、住田町産木材の活用の中心となっている住田住宅産業株式会社を訪問。社長にご対応いただきました。

その後、住田町の木材を使って、町で製材し、この辺の気仙地方の人材によって建設された町営住宅、その後木造の仮設住宅、木工団地を訪問しました。
仮設住宅には、太陽熱温水器が設置され、中にはペレットストーブがありました。どちらも、寄附による物だそうです。この仮設には、多くが陸前高田から避難されてきている方だそうです。

写真は、町産材でつくった町営住宅です。(詳細はまた)


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3日目午後 被災の爪痕をのこす陸前高田へ

住田町を後にして、沿岸の陸前高田市へ。
はじめに中里元市長のお宅へ伺い、お線香を上げさせていただき、その後沿岸部に出かけました。沿岸部は1年たったというのに想像を超える破壊状況です。
破壊されてしまった市役所でお線香をあげ、祈りました(写真)

その後、仮設住宅で診療を行っている県立陸前高田病院を訪問し、院長と懇談しました。



岩手県でたくさんの方たちにお世話になりました。
葛巻町の職員のみなさん、住田町の職員のみなさん、党住田町議、陸前高田町議さん本当にありがとうございました。

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