あなたの願いを県政にとどけます 日本共産党埼玉県議会議員団

県政トピックス

学芸員の増員やスポーツ施設の拡充など求める 県議会特別委で柳下県議
 12月20日に開かれた県議会「次世代人材育成・文化・スポーツ振興特別委員会」で、日本共産党の柳下礼子県議は県立高校における楽器の購入問題や博物館における学芸員の増員、県民が利用できるスポーツ施設の整備などの問題について県当局をただしました。

子どもたちに最良の楽器を
 楽器の購入問題で柳下県議は、「子ども達の夢を育むうえでも最良の楽器を提供できるようにすべきだ」として、教育現場の要求に応えて最良の楽器を購入するように求めました。

 県は「良い楽器を提供するのは必要だ」しながらも、予算の関係もあって生徒のニーズに十分応えられない事情について理解を求めました。

学芸員の積極採用を
 また、博物館・美術館の学芸員について、柳下議員はその重要性を指摘し、積極的な採用による学芸員の確保を求めました。これに対し、県は「来年度4名を採用するため、採用試験を準備している」と答えました。

 しかし、学芸員の数は減る一方で、再任用で何とか職員を確保しているのが現状です。

すそ野の広いスポーツ普及を
 一方、スポーツ振興では、競技スポーツの振興対策として「競技力の向上」や「ジュニア期からの選手育成」が強調されたのに対して、柳下議員は「トップアスリートやプロを目指して育成するというのではなく、裾野の広いスポーツの普及を通して、その結果としてプロ選手が養成されるような取り組みにすべきだ」と主張。多くの県民、青少年がスポーツに親しめる施設の拡充を強く求めました。

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