女性医師支援センターで女医会と懇談
増え続ける女性医師の力を引き出すために
女性医師が働き続けられる環境を
党県議団ー埼玉県女性医師支援センターを訪問
9月8日、埼玉県議団はJRさいたま新都心駅の至近の、県女性医師支援センターを訪問しました。
センターでは、3名の女性医師である相談員の方が迎えてくださいました。
村田郁先生、中田恵久子先生、宮坂晴子先生です。
女性医師として豊富なキャリア感じさせる村田先生のご挨拶をうけ、宮坂先生より、女性医師支援センター2年間の活動についてご報告を受けました。
問い合わせ件数43件、ホームページの開設、県内医療機関へのアンケート実施、求人情報の収集。広報活動など、非常にがんばっておられました。
特に、埼玉県医学会総会での連続発表や、埼玉医大のパネルディスカッションへの参加など、女性医師支援策の提言活動には、党県議団としても学ぶことがたくさんあります。
活動のご報告後、中田先生より女性医師の支援策について、ご意見をいただきました。
特に、印象的だったのは、医師という仕事は完全に現場を離れてしまうと、復帰することは難しいということです。どうしたら、やめないですむか、現場を離れている期間をどれだけ少なくするか、ここに女性医師支援策の中心はありそうです。
中田先生は、そのために
@保育の充実 24時間院内保育や病児保育、学童保育の充実
A子育て期の勤務の軽減 病棟勤務の免除や当直の免除
B短時間正規職員制度(短時間勤務でも、社会保険などで同等の扱いをし、通常勤務への復帰も自由な制度)
C産休・育休の保障 休業中に現場とつながりを持てる制度を
D使命感やモチベーションを下げない支援
Eキャリアアップが計れる支援をこれらを医療機関が実施できるよう、県の支援をお願いしたい。以上のように語られました。
(中田先生、簡潔にわかりやすい報告、ありがとうございました。)
懇談の中で、村田先生が県内で女性の支援に積極的な団体や個人を表彰する荻野吟子賞の審査員をされているというお話から、中田先生が初の女性医師である荻野吟子さんの親類であることも明らかにされ、びっくり。
有意義で和やかな懇談でした。
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