県立小児医療センター移転問題対策会議開催
県立小児医療センター周辺自治体の議員、関係団体と懇談
小児医療センター地元市には欠かせない施設。なくさないでほしい。
県立小児医療センターを平成27年までにさいたま新都心に移転するという県の方針に対して、地元市町から、切実な声が上がっています。
9月3日県議団は、関係自治体の議員や関係団体の皆さんとともに、対策会議を開きました。
今のセンターを耐震化してほしい。
「春日部市は県立小児利用者数第3位、今のセンターを耐震化して残してほしい。」
「蓮田市の小児の救急搬送の43%は県立小児にいっている。県立小児は岩槻にあるがあの地域は生活圏は蓮田。蓮田市には欠かせない施設 病院建設の際にもたくさん協力した」
「上尾は小児救急は中央病院が中心だが混んでいてどうしようもない。県立小児が受け入れてくれているのが現状」
など、地元からは悲痛な声が次々だされました。
新都心の狭い土地。大丈夫なのか
また「新病院では駐車場が足りないのでは」「新都心の土地は近くの下落合小学校と同じ程度。これでは、きちきちではないか」
「今でも予約を取ることもできない。3次病院としても十分に対応できていない」
「現在の岩槻特別支援学校はとても広い。新都心ではプールや体育館がどうなるのかまだ固まっていない」
など、現在の移転計画に疑問の声も出されました。
小児救急医療体制の確立のために大きく運動をひろげよう
議論の中で、「圧倒的に情報が足りない。」「学習会や視察が必要」という声が出されました。また、県議団や市町議員団が協力しあって取り組むことも確認されました。
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