県有施設における(放射線量)測定・除染の対応方針公表
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5月に航空公園で行った線量測定の際の写真 |
村岡質問が実るー「県有施設における測定・除染の対応方針」公表
埼玉県は、14日県立学校及び公園その他屋外を子どもが利用する268施設について、空間放射線量の測定を行い、除染する方針を発表しました。
村岡質問の提案を取り入れてこれに先立つ9月県議会の一般質問で、村岡県議は「子ども動物自然公園など子どもの集まる県有施設にのホットスポットを検出し、除染作業を一気に行うこと。」と提案し危機管理部長は「まずは空間放射線量が相対的に高い地域にある公園などについて測定が必要と考えています。その結果を踏まえ関係部局と協議し、必要に応じて除染を実施して参ります」と応えていました。
今回発表された県有施設は、村岡県議の提案通り子どもが多い施設に着目されています。また、東部方面に限定することなく学校や公園全体を対象にしていることが評価できます。
除染基準に疑問も・・・
しかし、毎時0.23マイクロシーベルト以上で詳細測定を行うとしながらも、除染対象は周辺より放射線量が毎時1マイクロシーベルト以上高い場合とするなど、基準には疑問点が残されています。
村岡県議は「これからも、県が積極的に線量測定を行い、迅速に除染を行うよう求めていきます。」と述べています。
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