貧困から子どもを救う!「子どもの未来アクション」

現在、日本では7人子どもがいるとそのうちの1人は貧困状態にあると言われています。
これは世界的に見ても高い数値といえ、とても深刻な状況であることがわかります。
  
日本でいう貧困状態にある子どもたちは、発展途上国の子どものように食べ物や着るものさえもないというわけではありません。
ですが、最低限の衣食住は満たせるものの、新しい服が買えない、旅行に行けない、習い事ができない、大学に進学できないなど周りはできているのに自分だけできないという環境が生まれてしまいます。
それにより子どもたちの自己肯定感が下がり、自分は価値のない人間なんだと感じるようになってしまうのです。
  
また全国学力テストの結果を分析すると、世帯収入の低い子どもほど学力が低いこともわかっています。
世帯収入の低い家庭では習い事など学校外での教育が受けられないため、経済格差が学力格差へと繋がってしまうのです。
そして、貧困により学習やさまざまな体験の機会が与えられずに育った子どもは、大人になっても所得の低い職業へ就くこととなり、さらには彼らの子どもにまで「貧困の連鎖」が続いてしまうことにもなるのです。
  
貧困は子どもたち自身に大きな影響を及ぼすだけでなく、日本の社会にとっても大きな問題となっており、その社会的損失は約40兆円とも言われています。

埼玉県では、今後「子どもの未来アクション」に力を入れていく考えを示しています。
この運動では、子どもたちを地域で支援していくため多くの人に子どもの貧困問題について知ってもらい、理解を深めてもらうための勉強会などを積極的に行っています。

日本の貧困は、見た目は最低限の水準を満たしているため外からは分かりにくいという特徴があります。
共感の輪が広がり、少しでも子どもたちの未来が明るいものとなることを願います。
  
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