海外展開型輸送機C-2配備するな!-入間基地拡張反対集会

img_0021戦争法のもとで航空自衛隊入間基地(埼玉県入間市、狭山市)の拡張・機能強化が進められるなか、「安保法制の発動許すな! 入間基地拡張ストップ! 緑の森を守ろう! 11・20 埼玉県集会」が20日、入間市の彩の森入間公園で開かれました。3000人以上の参加者が「戦争いらない」と声をあげました。

 

入間基地には、自衛隊の海外展開を見据えた新型輸送機C2の配備が計画され、隣接する留保地には、海外の戦争で負傷した自衛隊員を治療するための自衛隊病院などの設置が計画されています。 集会では、呼びかけ人の辻忠男医師、地元の「ストップ入間基地拡張!市民の会」の小川満世(みつとし)共同代表らが訴えました。img_0004

野党から、日本共産党の塩川鉄也衆院議員、社民党県連の中島修副幹事長があいさつし、民進党と自由党もメッセージを寄せました。塩川氏は「大型輸送機のC-2はこれまでの輸送機に比べ飛行距離は4倍。オーストラリアやインドまで一気に飛ぶことができます。まさに海外展開のための戦闘輸送機で、その配備は認められません。

 

入間基地から殺し殺される海外の戦場に自衛隊員を送り出さないために、世論と運動を広げましょう」と呼びかけました。

 

 

 

img_0025 参院会派「沖縄の風」の伊波洋一参院議員がゲストスピーチし、「沖縄だけでなく、入間でも緑の森をつぶして新たな基地がつくられようとしています。基地強化を許さず、憲法9条と平和を守る意思を示そう」と訴えました。