医療的ケアへの補助加算を 障害者施設役員と懇談

IMG_00078月9日、金子正江県議は山田大助、工藤秀次両越谷市議とともに地域活動支援センター「ぷろっぷ はあと あすなろ」(越谷市恩間)を運営するNPO役員と懇談し、県や市への要望を伺いました。

現在、8人の利用者全員が一種一級の重い障害を抱え、うち5人が痰の吸引や胃ろうなど医療的ケアを必要としています。医療的ケアには、看護師職員の配置が必要ですが、看護師の人件費について補助金の増額はありません。

代表理事の小野寺喜久子氏は「重症心身障害者を受け入れるほど運営は厳しくなるばかりです。運営費の削減のため、送迎を一部中止せざるをえませんでした。医療的ケアについて、補助金の加算をぜひお願いしたい」と話しました。さらに、近隣自治体に同様の施設がなく、特別支援学校卒業後に藁をもすがる気持ちで相談に来る親御さんの実態なども説明しました。

金子県議は「重い障害をもつ方たちも社会的な関わりが必要です。みなさんの要望を県や市にしっかり届けていきたい」と話しました。

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