2015年夏国土交通省は関越自動車道路の三芳スマートインターチェンジのフルインター化と車種変更の連結許可を決定しました。2018年を目標に事業が進められます。
これによって、周辺の大型車の通行が増えることから、交通渋滞や事故を懸念する声が広がっています。
4月25日前原県議、日本共産党三芳町議団、ふじみ野市議団、富士見市議らが、埼玉県県土整備部道路政策課と懇談しました。
三芳町議団ーフル化に向けて、三芳中学校・小学校前の道路が拡張され、歩道が縮小される。しかし、このことを町民はほとんど知らない。三芳インターフル化事業の検討会議は非公開で資料も見ることができない。
県道路政策課-道路に関しては地権者の利害があるので検討段階は非公開。4月末にサイトに議事概要を公開する。その後、整備予定の5か所について、関係者からヒアリングをおこなう。ヒアリングの範囲は事務局(三芳町)が決定する。
ふじみ野市議団ー市道の5-85号線(県立大井高校前)を通行する大型車両が増加するのは必至。けれど、この道路は大型車がすれ違うことができず、今もどちらかが譲ってまって通行する状態。そこで大型車が住宅街を抜け道にする。住宅に大型車が突っ込む事故もあった。しかも、この道路の下に水道管が通っている。大型車が増えると持たない。早急に対策しなければならない。
県 社会資本整備交付金が取れることなど、市に情報提供して市を支援する。フル化に向けて、短期的な整備(道路標示の塗り替えなど)と中長期的な整備(道路拡幅・歩道整備)を行う。中・長期的整備は2018年には間に合わない。
富士見市 富士見市に対して、「検討会」の情報が全く入ってこない。三芳インターから254号線やららぽーと富士見に向かう道路は、今も混雑している。さらに道路混雑は広がる。この道路は、「検討会」で協議の対象になっているのか?
県 なっていない。アクセス道路の対策のみ。
以上、住民や周辺自治体に情報が伝わっていない事が、強く指摘されました。