下水道老朽化対策を国に求めよ―知事と懇談

2月12日、昨年10月に埼玉県委員会と県議団が行った2025年度予算への要望について回答があり、知事と懇談しました。城下のり子、伊藤はつみ、山﨑すなお県議が出席しました。

 城下県議は八潮市で起こった道路陥没事故について、知事を先頭に関係者の方々が一丸となって対応していることに感謝を述べました。その上で「八潮の事故は下水道管の老朽化など全国的な課題を浮き彫りにした。点検や老朽化への対応など本来国がしっかり財政的支援を行うべきであり、受益者負担として県民に負担を押し付けるべきではない。知事からも強く国に要望していただいきたい」と要望しました。

 知事は「まずは第三者委員会で原因究明を行い、その上で国に対してはしっかりと要望していく」と述べました。

 予算への要望については「幅広い分野にわたりきめ細かな数多くの要望をいただいた。一つひとつの要望に真摯にむきあい可能な限り要望に沿えるよう努めてきた。厳しい財政状況のおり、要望に沿えないものもあった。最大限要望の趣旨に沿えるよう今後も努めていく」との回答でした。