各種団体の皆さんと懇談ー医療分野など

7月17日、県議会内で各種団体と党埼玉県委員会・党国会議員団埼玉事務所・党埼玉県議団の懇談が行われました。午前・午後で、福祉・医療関係の10団体から要望をいただきました。

伊藤はつみ県議が、午後の進行役を務めました。

ある病院関係労働組合のかたは、「看護師や医療関係者の賃金引上げを求めてきた。国の賃金ベースアップ評価料(報酬による賃金底上げ)はさまざまな職種と条件によって金額が変わり、施設によって金額が大きく異なっている。同じ法人間でもぜんぜん違う。これでは異動もままならない。さらに、東京都や千葉県の独自の処遇改善もあり、格差が広がっている」と、語りました。

また「看護師の採用が非常に難しい。例年30人入職していた新人看護師が今年は30人しか入ってこない。応援ナースとか転勤サイトのコマーシャルがあふれているが、すぐやめてしまう人も多く、常に研修をしているような状態だ」と看護師確保策を求めました。

 

ある、開業医の関係団体は

「保険証廃止とマイナ保険証推奨のコマーシャルがあふれているが、事実と違う部分がある。保険証が廃止されたのちに、マイナ保険証を取得していない方には『資格確認書』が送られてくる。このことをしっかり周知すべき」

「マイナ保険証を解除できることを、きちんとアナウンスすべきだ」

「特にマイナ保険証のスマホ搭載は、再びカードリーダーを医療機関が更新しなければならず、これを機会に廃業する医療機関が出てきかねない」として、手上げ方式を求めました。