2月21日、城下のり子県議、伊藤はつみ県議は所沢航空公園を訪れ、公園に設置されている防災設備を視察しました。
所沢航空公園は防災活動拠点施設として位置づけられ、屋根付き避難施設、耐震貯水槽、かまどベンチ、マンホールトイレ、非常用電源、夜間照明などの設備を備えています。
管理は公園緑地協会が行っており、当日、公園緑地協会の方から説明を受けました。
「県の防災活動拠点施設に指定されており、災害時は公園緑地協会が災害対策本部を立ち上げます。警備員は常時いますが、公園緑地協会の職員が素早く駆け付けられるとは限らないので、備品が入っている倉庫のカギは警備員、所沢市、近隣の希望する自治会の会長さんも持っています。
所沢市の防災計画には広域避難所(一時避難所)として位置づけられています。あくまで一時避難所なので、避難所を開設し、そこに避難できるまでの間、使うことを想定しています。食料などの備蓄はありません」との説明でした。
城下県議は「航空公園が防災拠点施設に指定されていて、設備を備えていることを知りませんでした。市議でも知っている人は少ないのではないでしょうか。市との連携はどうなっていますか」と質問。
「毎年、市も入って訓練を行っています」とのことでした。
伊藤県議は「自治会長さんもカギをもっている方がいるとのご説明でしたが、自治会長さんは交代することがありますよね。その引継ぎや訓練等はどうなっていますか」と質問。
「市も入って訓練するとき一緒にやっています。春に総会があるところが多いと思うので、自治会長さんたちにあらためて声をかけ、説明をしていきたいと思っています」とのことでした。
いつどこで大地震が起きるかわかりません。備えるとともに、本番で使えなければ意味がないので、日ごろの訓練が必要です。
所沢航空公園はかまどや鍋などの備えはありますが、食料はありません。所沢市からくるのではないかとの話でしたが曖昧でした。市との連携も重要です。