子どもの見守り強化事業で困っている家庭を支援につなげる

11月24日、城下県議は彩の国子ども・若者支援ネットワークを訪れ、アスポート学習支援事業、子ども見守り強化事業についてお話を伺いました。

アスポート学習支援事業は貧困の連鎖を断ち切るため、貧困世帯の中学3年生の学習支援を行い、高校進学への道を開こうと2010年事業を開始しました。

代表の方は「教員をやっていたとき学力向上は学校だけでは難しい。貧困世帯など困難を抱える世帯の子どもたちは勉強に集中できない環境だったりしており、家庭への支援が必要とこの事業を始めました。高校への進学の道を開くことで、貧困の連鎖を断ち切ることにもつながります。家庭を訪問し、保護者や子どもの話を聞く中で、日本は様々な支援策があるものの、すべては申請主義で、困っている家庭はその支援につながらない。話を聞いてい支援につなげていくことが大事」と話しておられました。

そしてコロナ過の2020年、コロナの外出自粛、一斉休校などによる児童虐待等が増加することへの懸念から子どもの見守り強化事業をスタートさせました。

子どもの見守り強化事業を担当している方は「アスポート事業で培ってきたノウハウを生かして、おもちゃや食料などを届けながらお宅を訪問し、その際子どもの安全確認を行い、保護者や子どもの話を聞き、支援につなげていきます」と話していました。