中央家畜保健衛生所が統廃合。大丈夫なのか?ー伊藤はつみ県議決算審議中

11月10日決算特別委員会が開かれ、農林部の令和4年度決算の審査が行われました。伊藤はつみ県議が審議に参加しました。

伊藤はつみ県議は、家畜の伝染病の検査や伝染病蔓延防止のためのとりくみを行う家畜保健衛生所について取り上げました。

現在家畜保健衛生所は、熊谷・川越・中央の3所体制です。
熊谷家畜保健衛生所は、大里に新しい建物を建設中です。その後川越の一部をここに移転し、川越と中央を1か所に統合する計画が進められています。この2か所体制となると、飯能市から三郷市までが川越家畜保健衛生所の管轄となります。
 資料をみると、近年豚熱や鳥インフルなどでは、検査数は増え、検査の種類も増えています。
3家畜保健衛生所それぞれの検査実績です。中央家畜保健衛生所管轄の家畜は非常に少なくなっていますが、検査によっては他の衛生所を上回る実績をもっています。

この中央家保がなくなっても大丈夫でしょうか?

伊藤はつみ県議は、

「西の飯能市から東の三郷市までの管轄というのはあまりに川越家畜保健衛生所職員にとって過酷ではないですか?」と質問。

畜産安全課長は、有料道路を使えば1時間半でいけるなど、答弁しました。