県内唯一の視覚障害児の特別支援学校=塙保己一(はなわほきいち)学園視察

11月16日柳下礼子県議・前原かづえ県議・守屋裕子県議・秋山文和県議・秋山もえ県議は視覚障害児のための県立特別支援学校=塙保己一学園を視察しました。

寺田智礼校長・秋葉博之教頭はじめ教職員のみなさまがご説明、また構内をご案内くださいました。ありがとうございます。

同校は、明治41年開校で創立115年目をむかえました。全校108名の公立盲学校としては最大の規模の学校です。幼稚部12名 小学部18名、中学部16名、高等部普通科37名 高等部専攻科25名です。県内唯1の視覚障害児の特支なので在校生は県内36市町に在住しているそうです。スクールバスはJR川越駅、久喜、南浦和、鴻巣などから来ているそうです。

盲児者と弱視者の割合は3:7 点字使用者は1から2割です。

1学級は6人、重複(視覚障害のほかの障害ももっている)障害児の場合3人だそうです。教室は広々しているように感じます。幼稚部も小学部など他の学部も、手で触れてみて学ぶことを重視しています。

廊下は、児童・生徒さんたちがしょっちゅう行きかい支援の方が付き添いながら、全盲の方ものびのび動き回っているように見えました。

専攻科は、あんま・マッサージ・指圧・はり・きゅうなどの国家資格をえるための学部です。高等部や高校を卒業した人が対象です。社会人経験後、中途障害のかたも多いそうです。

こちらは、本学園のゆるきゃら「つえぽん」です。手に持っているのは、白杖で、黄色いかばんは点字ブロックです。