上尾かしの木特別支援学校の児童生徒は12年で1.8倍

5月13日、秋山もえ県議は県内一の大規模校となっている上尾かしの木特別支援学校を訪れ、学校の状況について校長先生、教頭先生からお話を伺いました。

【大規模校解消の取り組み】

上尾かしの木特別支援学校は今年度418人の学校となりました。2010年は235人でしたので、12年で約1.8倍となっています。

旧県立小児医療センターにあった特別支援学校の跡地につくられている新しい特別支援学校が来年度開校すると、70人くらいがそちらに移ることになる見通しで、350名ほどの規模になるのではないか。また2024年には大宮商業高校内分校が開校する予定で、3学年で48名ほどがそちらに移る予定で、これにより300弱の規模になるのではないかとのことでした。

上尾かしの木特別支援学校はもともと大きな学校としてつくられているので、他の特別支援学校で問題となっている、音楽室や美術室などの特別教室を普通教室に転用や1教室をパーテーションで区切って2クラスで使うなどの問題は起こっていないとのことでした。

 

【教員の配置基準の見直しで教員の未配置未補充の解決を】

秋山もえ県議が「いま教員不足が大きな問題となっていますが、上尾かしの木特別支援学校ではいかがですか」と質問すると「病休で1人お休みされていますが、補充ができていません。現在はクラスをこえて教員が助けあっていてなんとかなっていますが、補充の見通しはありません。教員の未配置未補充の問題は国が教員の配置基準を見直すべきです」ときっぱり話されていました。