生徒の意見を取り入れ、校則見直しを進めるしくみづくりをー県立上尾鷹の台高校訪問

県立上尾鷹の台高校の校長先生と教頭先生と

11月30日、前原かづえ県議、秋山もえ県議は、生徒会が主体となって校則の見直しを行っている、県立上尾鷹の台高校を訪問し、先生や生徒の皆さんからお話を伺いました。

 

先生の思いは「生徒の安心・安全」「生徒の進路保証」

先生が校則で大事にしていることは、第一に生徒の安心安全な学校づくり、第二に進路の保障、だということでした。「学校の評価は、身なりで判断されてしまう現実がある」「面接、学校訪問にその格好で行って、受け入れられるかと、まず考えている」と、先生方の生徒を思う苦悩が伝わってきました。

 

先生のいうことも矛盾している

生徒のみなさんにも、率直な思いを聞くことができました。

「先生たちは髪の色など自然がいい、というけれど、もともと茶色い髪なのに、黒く染めてきてと言われたことがある」

「コートの形はピーコートかダッフルコートしかダメで、色も黒・紺・グレーと決まっているけれど、冬は暗いから安全を考えたら黒っぽいコートじゃない方がいいと思う」

こうした生徒のみなさんの率直な意見を聞いて、思わずうなづいてしまいました。

丁寧なはなしあいがカギ

同校では「学校への要望」をまとめた生徒会通信が発行されていたり、学校への要望についてアンケートをとって生徒会総会の議案として議論していたり、

生徒の要望が丁寧に話し合われていると感じました。

また平成30年、31年、令和3年と校則見直しが行われていることも評価できます。

このように生徒と先生が校則について話し合うしくみがあることが大切だと痛感しました。