11月24日 秋山文和議員 前原かづえ議員 守屋裕子議員は埼玉県立こども動物自然公園に視察に行きました。
東松山市にあるこども動物自然公園は広さ80ヘクタールの動物園です。
比企丘陵の自然に囲まれ、地形を生かし自然の中で動物たちを飼育しています。
昨年開園40周年を迎えられ、記念としてクオッカがオーストラリアから送られたそうです。
クオッカはオーストラリア以外では海外では日本の埼玉県こども動物自然公園にしかいません。今年の4月も赤ちゃんが誕生したとのことです。
コアラも現在は7匹飼育されてます。園内は飼育員の手作りの看板でとても分かりやすく、ぬくもりを感じられる動物園です。
←埼玉県の鳥コバトンのモデルのシラコバトを飼育しています。
←シラコバト飼育舎の前で秋山・前原・守屋3人の議員
シラコバトは埼玉県内では5か所で飼育されているそうですが、4か所はこども動物自然公園でふ化した鳥たちだそうです。
園内には13羽飼育しているとのことでした。
シラコバトは現在は絶滅危惧種です。埼玉県内で野生で生息しているのは100羽に届かないそうで、年々数が減っているそうです。キジバトの3分の2ぐらいの大きさで体が白っぽく鳴き声は「ぽっぽっぽ」と歌の通りに泣きます。
徳川の世の鷹狩の餌として買われていた鳥だそうですが、もとはユーラシア大陸からやってきたとのことです。
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野生では餌になる粟・ひえ キビ などイネ科の植物の生えている場所の乱開発で餌がなくなり、養鶏場の近くで鶏のおこぼれの餌を食べ繁殖してました。鳥インフルエンザの影響で養鶏場を閉鎖してしまい餌をとれなくなったそうです。
ここ2、3年で数が激減しほとんど見ることが出来なくなってしまいました。こども自然動物園で飼育されてます鳥たちも、野生のイタチに狙われて13羽に減ってしまったそうです。
埼玉県の鳥でコバトンのモデルでいながら見たことがない県民の方がほとんどです。
繁殖力はあるので、放しても環境さえ整えば繁殖できる鳥ですが、このままいる環境がないとすぐに死んでしまうので今は野に話すことが出来ない。将来のために環境を整えていかなければ絶滅してしまうとのことです。
江戸近郊の歴史をしょっている鳥です。シラコバトが飛び交う自然豊かな埼玉県に戻していかなければならと思いました。