
2025.2.19
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8月5日16:35から17:05まで国土交通省、総務省への要請を行いました。
前原かづえ県議、守屋ひろ子県議が参加しました。
【国土交通省】
荒川第2・第3調節池の上流の安全対策、JR川越線鉄橋のかさ上げ、土砂崩れが想定される急傾斜地での盛り土などの規制を求めました。
荒川第二・第三調節池はさいたま市羽根倉橋から上尾市開平橋までの荒川河川敷の中に囲ぎょう提という巨大な堤防を建設貯水することによって、笹目橋地点の水位を80センチ引き下げ、東京都と本県戸田市・和光市・川口市などの決壊リスクを抑えるものです。一方、第1調節池とちがって、囲ぎょう提を積み上げるだけで、ほとんど掘削はしないので、調節池の上流側では計画高水位(けいかくこうすいい)よりも高くなります。
第三調節池上流には、上尾市平方のように無提地区やR川越線の荒川橋梁の堤防は高さや幅が不足しているという問題があることから要望しました。
国土交通省は「上尾市の無堤地域には堤防をつくり、JR川越線のかさ上げも行います」と回答しました。
守屋県議は「JRのかさ上げするには10年とかかるのではないか。工事の間、想定を超える雨が降れば越水する。その間の安全をどう守るのか」と質問。
担当者は「できるだけ盛り土をして対応する」と答え、抜本的な解決は示されませんでした。
急傾斜地での盛り土問題について国土交通省は「危険な盛り土の点検を環境庁、農林水産省など協力して行っていく」と答えました。