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増加の一途を辿る教員未配置ー教育に穴があくー
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公務員が足りない 職場の1番の不満は人手が足りないこと 県政要求共同行動③
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9月定例会を振り返って
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5月13日 秋山文和議員 守屋裕子議員はさいたま市にある埼玉県立特別支援学校 さいたま桜高等学園の視察に行きました。
埼玉県立特別支援学校 さいたま桜高等学園は適正就労率100%をめざしている学校です。職員数88名 1学年80名で1クラス10名。3学年で24クラスとのことです。
一クラスのに2名の担任制で 実習は専科の先生も入って授業を行っているとのことでした。
4つの課があり、コースは8コース。1コース10名での授業体制です。
埼玉県内にある特別支援学校のうちここまでの就業課があるのは桜高等学園だけとのことでした。
3年間の学習で子供たちが社会で働くにあたっての職場のルールやマナーを身に付ける
自己理解を深める 経験を深め就労に向けた意欲を身に付け能力や適性に応じた職種や職場を考えます。
そして長く働き続ける力を身に付けるための支援を行っています。社会の中で生きて働く力を育む学校です。
子どもたちは生き生きと授業に取り組み、とても細かい作業を行っている生徒もいました。
秋山議員と守屋議員の「コロナ禍での学校の運営はどうでしょうか?」との質問に
「企業での実習も毎年行っていますが、昨年はコロナの影響で県をまたぐ移動が不可でしたので、東京に実習に行く予定の生徒さんは中止になってしまいました。
今年の実習予定はこれからになります。なおこの学校でコロナによる患者は一人も出ていません」とのことでした。
学校側の問題として体育館がないため隣の常盤高等学校の体育館を借りて体育の授業を行っているとのことです。なおグランドは今年度中にできるということでした。
特別支援学校は自力通学のため、遠くから通ってくる生徒もいるそうです。
「年々特別支援学校を希望する生徒は増えているが、県内には今、さいたま市 羽生市 入間市の3か所である。埼玉県内でも北部の子供たちは通学することも難議であるので
北部にも学校ができたら」との要望もありました。