5月6日嵐山郷視察の後、自動車を置いて歩きます。
周辺には 森林が広がる、シノダケが生い茂る、人の手の入っていない森。
ここにも太陽光発電施設建設計画がすすみます。
嵐山町には今後100を超える太陽光施設建設計画が控えています。
水利組合が反対表明。施設の真下にある沼の 水質 保水力が心配されています。
嵐山には多くみられる風景。里山のふもとに田畑のための、貯水池が作られています。
昔はきれいだったので泳いだという柏木沼です。なんとか観光に生かせないかと語る藤野町議。
所有者にとって森林がおにもつ状態です。
とくに、地権者が嵐山を出ている場合、固定資産税を払うだけの存在となっています。
林業で食べられない。問題は太陽光発電にとどまりません。町としてビジョンを示すことが必要です。
今、若い人の移住もあります。農業や観光で街を作っていく。この方向性が強く示されないと目先の利益に走ってしまいます。
歴史や観光・農業での埼玉県づくりを一般質問でも提案しようと確認しました。
嵐山町古里地区の 1ha 未満の太陽光発電施設は、事業者と 協定締結ができました。
沼に面した林地保全と嵐山郷がわの生垣が約束されています。
太陽光発電は、都心の屋根で行ってほしいという藤野町議。
電気も地産地消であるべきです。
嵐山町にとって、メガソーラー施設はなんのメリットもないと語ります。
嵐山町志賀では昨年ソーラーパネルの地盤が崩れて、東武東上線の線路に迫りました。
20年12月秋山もえ県議が一般質問でこれを取り上げ、林地開発許可を行った県の責任を追及。
事前の協議の段階では「基準に従って許可をだした。県にその後の責任はない」と言っていた農林部ですが
本会議では農林部長は「重く受け止めている」と認めました。
今日も、現地を見に行きましたが、線路のほうは見ることができませんでした。
もう一つ、志賀地域には太陽光発電施設があります。
東武東上線線路の上に迫るソーラーパネル。
「去年崩れた方より、こっちのほうが危険」と藤野町議は語ります。
おりしも、パネルの真下を東上線が走っていきました。
なぜ、こんな土地に林地開発許可を出したのか、県の姿勢が問われます。