2月25日、県立小児医療センターに子どもさんが通院していたさいたま市見沼区の女性と党県議団が懇談しました。
女性は子供さん(故人)の縁で、今もセンター患者の保護者らと友人関係が続いています。
強い要望は駐車場の混雑です。
地下3階の機械式駐車は4台の入り口で乗り降りし、その後自動的に駐車場内に搬入される仕組みです。乗り降りの際に、時間がかかること、4台分しか入り口がないことから、混雑が懸念されていました。
女性によると
・曜日や時間帯によっては、敷地外にまで車が連なってしまう
・隣の埼玉赤十字病院の方まで渋滞するときもある。
・1時間ぐらい待つときも。30分なら普通
・10時の診察予約だと、駐車場の列に早く並べるよう9時に病院につくよう家を早く出る
・帰りも、出庫まちで30分から40分待つことも
・コロナ禍で自動車で来る人が増えたような気がする
そのほか
なぜ、患者の駐車場なのに有料なのか?などのたくさんの患者家族からの意見が報告されました。
移転前は平置きの駐車場だったのに
同センターは2011年に上田清司前知事が、さいたま市岩槻区から、現在のさいたま新都心駅徒歩5分への移転をトップダウンで決定。
旧センター周辺に住む患者家族から、反対運動がおこりました。
反対の主な理由は、病院までの通院時間が伸びて、重症の患者を連れていくことが困難というものです。
また、広い敷地に平置きの駐車場がある岩槻から、高層建築で地下機械式駐車場になれば、乗り降りが困難になるという声も強くありました。
上田元知事は党県議団の質問などのさいに「患者家族の声をよく聞く」と約束していましたが
実際は駐車場問題は、いまだ未解決です。