児童養護施設雀幸園での虐待 2度と繰り返さないために第3者委員会設置もとめる

各紙で報道された施設内虐待問題で、前原・秋山もえ両県議は県子ども安全課からヒアリングを行いました。梅村さえ子元衆院議員が同席しました。

東京新聞 HPより https://www.tokyo-np.co.jp/article/81571

1月22日の施設側による会見は、NHKやテレ玉、東京・毎日・埼玉各新聞が報道しました。

これについて、子ども安全課は「モップを足に挟むなどの虐待は当然あってはならないこと」と話しました。

梅村元議員は「他の児童へのからかいなどに対する懲罰であったと施設は言っている。この会見の言葉は反省が薄い気がするが」と指摘しました。

会見をうけての対応について、調査は確実にすると明言しながらも、具体的な質問には「個別の内容は語れない」「一般論として話す」という説明に終始しました。

「2年前に通告を受けていながら、22日に記者会見するまで、事実が明らかにならなかったではないか」という問いかけに

2年前の通告後、当然調査は行っているとしつつ、その内容は語りませんでした。

(2年前に、加害者である職員は、副園長から事務職に降格しています)

党県議団は、第3者による調査と県民への報告を求めました。これに対し

調査は基本的に県の職員が行うとしつつ、しかし、今回のように県民の注目を集めているケースについて第3者委員会を絶対に開かないというわけではないとも話しました。

 

社会福祉法人による児童養護施設の財政は、基本的に措置費(国2分の1 県2分の1)でまかなわれる

県庁職員から施設への転職はあるのかという問いには、ケースとしてはあるが、雀幸園にはないとのことでした。