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埼玉県庁は、現在地で建て替えを
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下水道老朽化対策を国に求めよ―知事と懇談
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埼玉県の基地周辺住民の安全をまもれー安全基準超える飛行中止もとめ要望
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民間病院の医療関係者から「このままではとてもやっていけなくなる」との深刻な声が寄せられ、5月23日、塩川てつや衆院議員、伊藤岳参院議員、梅村さえこ前衆院議員、柳下礼子県議、村岡まさつぐ県議とともに私(秋山もえ)もかけつけ、実情を伺いました。
いま、埼玉県はコロナ感染者の入院病床を確保するため、多くの民間病院に協力を要請し、現在602床の入院病床を確保しています。
しかし、じつは、この病床確保自体、民間病院の大きな犠牲の上に成り立っていることが、今回の懇談でわかりました。
「コロナ患者の入院病床を6床つくるために、70床もつぶしているが、そうした病床への補償がない」
「年間1億5000万円の利益を出し、設備投資などに回してきたが、すでに4月だけの決算で1億5000万円の赤字となった」
「外来患者が減り、健診については実施できないため収益がゼロだが補償は何もない」
「救急の受け入れや不急の手術を抑制しているので、一般医療に多大なしわ寄せがいっている」
「このままでは、働く職員への一時金の確保も難しい」
こうした声を伺い、あまりの深刻さに、怒りで身体が震えました。
こうした経営難は、いま、まちの開業医のみなさんからも共通して寄せられている声です。
次々、病院が倒産していくような事態を、絶対に引き起こすわけにはいきません。
そもそも、こうした病院の経営難を生み出している元凶は、安倍政権のやる気のなさと無責任さです。
コロナ禍にあっても、公的病院を切り捨て計画を撤回しない。さらにコロナ危機の最前線に立つ医療現場への財政支援は、ケタ違いに不十分です。
ここを変える必要があります。
いま、コロナ感染拡大の第2波、第3波が心配されています。民間病院の使命感と善意にたよりきるようなやり方は、やめるべきです。これは、いち病院の経営問題ではありません。このままでは、安心して医療にかかることができなくなります。まさに、私たちの生命に直結している問題です。
医療に責任を負う埼玉県が、独自の支援を強めることは、もちろん重要です。
同時に、日本政府の姿勢を変えさせるため、「国は医療機関に十分な財政補償を!医療従事者に手厚い支援を!」と、一緒に声をあげていきましょう❗
(秋山もえブログより)