4月21日、川口市の五十嵐健さんが「休業したネットカフェ利用者に避難先として提供されている施設に関する要望」を提出し、
村岡県議、秋山もえ県議、金子幸弘川口市議が立ち会いました。
埼玉県はネットカフェへの休業要請と同時にそのために宿泊所を失う人たちの宿泊施設として
上尾市の上尾スポーツ総合センターを確保
現在41人が利用しています。
五十嵐さんは4月15日に川口駅周辺で路上生活をする人達からヒアリングした内容を報告し
「せっかく、県が迅速に準備してくれたけれど
『仕事があり、上尾まではとても行けない』
『相部屋では、心配だ』など声があります。
ネットカフェは川口、西川口、大宮に集中しており
その周辺駅に近いところに、宿泊所をもっと設置してほしい」
と語りました。
県社会福祉課長は、
「あくまで一時避難所。今後の支援は福祉事務所に」と回答
村岡県議は
「厚労省の通知にあるように、相部屋とするなら間仕切りなどつけてほしい。
5月6日で収束しない場合、延長してほしい」と要請
また、県営住宅への入居制度も周知してほしいと要望しました。
申し入れ文は以下の通り
1、施設までの送迎手段を用意すること。または、施設までの移動にかかった交通費に
ついて支給するなどの措置をとること。
2、利用期限を原則1週間ではなく、一律に5月6日までとすること
3、相部屋ではなく個室を用意すること。それが難しい場合でも、仕切りを用意し消
毒液、マスクを用意し入居者の感染防止対策を徹底すること
4、上尾市のみではなく川口市など県南の県施設または市施設、民間の宿泊施設を提供
すること
5、施設の利用状況にもよるが、コロナの影響で家賃滞納、職を失い寮を出ざるを得なかった人等にも範囲を広げるなど、柔軟な対応をすること