子どもたちがお金の心配なく学校に通えるようにしてほしい――私立学校の保護者と教員と懇談

11月14日、柳下礼子県議が埼玉私学助成をすすめる会で活動する保護者の方や教員の方と懇談しました。

「息子は中学校で不登校になり、私立高校に入れた。今はすごく楽しく過ごしている。公立学校にも良いところはあるが、私立学校には学びの多様性がある。私立学校が理念をきちんと形にしていくためにはお金が必要。私立学校が安定して運営できるようにしてほしい」と高校1年生のお母さんが思いを話されました。

埼玉県は私立高校に通うお子さんがいる世帯への助成は年々拡大させてきましたが、学校の運営費補助は全国最下位で、高校生1人当たりの国の基準を3万4千円も下回っています。

そうしたことから「非正規の教員が多い」「もう少しお金があったらあと一人教員を増やせるのに」「学校の先生の給料が安いようで、『自分は私立学校で教員をしていても、自分の子どもを私立学校に行かせることはできない』と学校の先生が語っていた」などの切実な声も出されました。

私立学校に通うお子さんの家庭への支援を強めるとともに、子どもたちの学びの場である学校が安定して運営できるよう運営費補助を抜本的に増やす必要性があります。

今後も党県議団としてしっかり取り組んでいきます。